睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:以下SAS)は、睡眠中に呼吸が止まる、もしくは弱くなることで日常生活に様々なリスクをもたらし、また多数の合併症を引き起こす可能性のある疾患の総称です。
代表的な症状は就寝中のいびきや無呼吸、日中の眠気、倦怠感などで、SAS患者さんは高血圧症や心疾患、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクが健常人より数倍高いと報告されています。
呼吸が止まる原因は大きく分けて2つあり、1つが気道が物理的に狭くなることで起こる閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(Obstructive SA:以下OSA)で、もう1つが呼吸中枢の異常によって起こる中枢性無呼吸タイプ(Central SA:以下CSA)です。ちなみにSASの方の9割程度がOSAに該当します。
病気の診断には無呼吸低呼吸指数*(Apnea Hypopnea Index:以下AHI)の測定が必要で、検査には自宅で行える簡易検査と一泊入院が必要な精密検査があり、簡易検査でAHI≧40、もしくは精密検査でAHI≧20であれば、睡眠時無呼吸症候群の診断となります。なお当院では簡易検査のみ行っております。
診断後はCPAP治療やマウスピース装着などの治療を相談していきます。
いびきや日中の眠気でお悩みの方は一度当院にご相談下さい。
詳細は以下のサイトをご覧下さい。
睡眠時無呼吸なおそう.com*10秒以上の無呼吸、低呼吸が1時間あたりに起こる頻度
料金の目安(3割負担の場合)
検査
簡易検査 | 2,700円 |
精密検査 | 12,430円 |
治療
CPAP治療 | 4,500円/月程度 |
事前に問診票をダウンロード、ご記入してご持参頂くと、診療までの時間が短縮できます。